スウェーデンテキスタイル展へ

西宮市大谷記念美術館で開かれている「スウェーデンテキスタイル〜暮らしと自然に息づく北欧デザイン〜」に行ってきました。
梅雨ということもあり人が少なく、小さめで静かな美術館内ではゆったりと観覧でき、良い時間でした。

弊社の前身は[カネボウファッション研究所]という、テキスタイルを祖業とする会社です。
私自身元・テキスタイル事業部所属ということもあり、とても身近で関心が深い展覧会でした。
ファッション研究所の先輩方は皆さん若い頃にパリやニューヨークに駐留された経験を持ち、当時の会社には欧米の生地サンプルや洋書がたくさんありました。
その後数度の引っ越しなどで資料は散逸、処分もあり、引き継いだものは少なくなりましたが、それでもまだまだたくさんあります。

展覧会を見ていると、昔会社にあったような生地が沢山飾られており、なんだか懐かしい気持ちになりました。
若い頃は全く価値がわからず見ていたのですが、今考えれば贅沢な経験をさせてもらっていたんだなと思います。

「生活」というテーマで集められたテキスタイル。野菜や風景などかわいいデザインで楽しい。
ワコールインテリアの展示。70年代らしい、アヴァンギャルドなデザインですごい!

スウェーデンと日本との関わりということで、北欧家具を集めてられる方のコレクションも一緒に展示されていたのですが、個人的に「懐かしい!」となったのは[ワコールインテリアファブリック]のテキスタイルが展示されていたことでしょうか。
ランジェリーのイメージの(株)ワコールですが、昔[ワコールインテリアファブリック]という事業部(なのかな?)があったのです。

私がまだ新入社員だった頃、上司に連れられ展示会に行ったことはいまだに覚えています。
当時脇阪克二さんがデザイナーとして契約されていたことで会場に居られ、上司が話している横で私もお話を聞く機会を得ました。
マリメッコやN.Y.のラーセン社に在籍されていたというすごい方なので上司は興奮して話していたのですが、今と違い当時マリメッコは日本でほとんど知られておらず、もちろん私もわかっておらず・・・。もったいない!と今では思います。

脇阪さんは今また[SOU・SOU]で、ワコールと契約。素敵な室内着を発表されていますね。
流行と一緒、ぐるぐると回るようで面白いです。

昔のあれやこれやを思い出しつつ、ただただ可愛い素敵なテキスタイルに釘付けになったり、エントランスに飾られていたパッチワークのように布を飾るやり方を参考にインテリアパネルを作ろうかなとか考えたり。。。
とても楽しい一日になりました。