秋の植物部だより・シクラメンを起こしました

あっという間に秋。春にドライ法で休眠させていたガーデンシクラメンを起こすべく、掘り返しました。

掘り返した球根。根も茶色く、パサパサ。

カラッカラに乾いて、完全に死んでる・・・。
Youtubeでいくつか見た掘り返し映像はもっと大きな球根で、根っこもそれなりに生えていたり、芽が既に出てきていたり。
なのにこれは・・・完全に死んでる。そう思いつつも新しい土に植え替えて、久しぶりに水もたっぷり。

それから10日ほどして、なんと芽が出てきました!あんなに死んでいたのに、不思議なものですね。
これで一安心?今冬もきれいな花が咲いてくれるかな。

左が植え替え直後、右が芽が出た現在のシクラメン。

翻って我が家のウェット法のシクラメン。こちらは多分、本当に死にました。。。
6月まではとても元気に葉っぱもわさわさしていたのですが、ハイシーズンの家の植物たちの世話に忙しくあまり観察していなかったところ、ハダニにやられ、あっという間に葉が白くなり、落ちていきました。
そこから急遽ドライ法に変更したのですが、さすがにだめだったようです。同時期に植え替えましたが、芽が出る様子はまだありません。

植物もある時急に調子が悪くなったり、放っておいてもうまく育ったり。難しいものです。

そしてこの秋からニューフェイスも登場。ファイヤーボール・バリエガタです。
最近トレンドのタンクブロメリアの中でも、うまく育てば真っ赤に色づくかわいい子です。
我が家でも春から1つ、小さな鉢をベランダに吊って育てています。でもよく陽に当てているにも関わらず、赤色が薄くなってしまいました。
植物部のファイヤーボールも今は緑がちですが、真っ赤に育てるべく、奮闘中です。

今は中央のみ赤色。これが全体に広がるといいのですが。

植物部だより・謎のミニパイナップル

我が家のミニパイナップルが、暑さにも負けず不思議なくらい元気です。

左の観葉植物のようになったものが、昨夏買ったもので、右は今夏買ったもの。
去年近所の花屋で切り花に混ざって、茎の先っぽに小さなパイナップルが付いたものが売られており、そのユニークさに惹かれて購入。ただ、買ってすぐに水換えの際に誤って落としてしまい、実の根本でキレイにポッキリ・・・。どうして良いかわからず、すぐにダメになるだろうと思いながらもそのままトレーの上においていました。
すると2週間経って実の部分はしぼんできたものの、葉っぱは枯れるどころか元気なまま。もしかして実の栄養分と水分で育ってた?と思い、とりあえず水につけてみました。
そこから1年、水だけとは思えないほど伸びすぎた葉っぱを先日根本から切ったくらい旺盛に育っています。

今年の実はピンク系がかわいいカラーのもの。葉っぱもピンク味を帯びてほしかったけれど、そういうのは無いようですね。

今回このブログを書くにあたって今更ですが初めて調べたところ、たまたまやったことがハマっていたようで、パイナップルの葉っぱを育てると観葉植物になるらしいです。
大きな食用のものも同様で、実の部分は腐るので切り落とすなどして土に埋めると、うまくいくと3年ほどで実がなるそうです。
よく言うスイカやアボカドの種を植えると・・・の、葉っぱバージョンですね。
ただ寒さに弱いので冬越しが難しいのと、ミニの水耕でも葉が20cmほどの長さになったので、大きなパイナップルを土に植えたらどんなことになってしまうか。色々と困難です。

先日他の植物店で、ミニパイナップルの鉢物を見ました。切り花の前の段階です。

一鉢で幅50cm、高さ1mほどの状態

やはり土植えは大きくなりますね。我が家はこれからも細々と水耕だなと思いました。